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熱性けいれん その2 [熱性痙攣]

その1からの続きです。

38度代の熱が続いていた娘。

そんな状態でありながら 母である私は外出しなくてはならない用事がありました。

その日は年に一度の父親のフルートの発表会。私はそのピアノ伴奏をしておりまして
趣味とはいえ、相当の努力している父は今年はモーツアルトのソナタを演奏する予定でした。

午前中のリハの為、泣く泣く外出。本番は午後からなので
一度家に帰ってからもう一度外出しなくてはなりません。
オットには「けいれん起こしたら救急車」と伝えておきました。
でもまさか、本当に痙攣おこすなんて。。

リハ終了後、一旦家に戻ると、うつ伏せに横になった具合の悪そうな娘の姿が。
オットに聞いてみるとかなり愚図った上、朝に飲んだ野菜ジュースやリンゴのすりおろしが上手く消化されず気持ち悪くなって吐いたとのこと。
その時点でオットはかかりつけ病院へ電話。やはり休日なので診療はしておらず東京都の休日診療案内の電話番号を教えられて、そちらの方へ電話をしてみたそう。

そうこうしている内に娘はまた眠りだした様子。


私が戻った事に気がつき、また泣き始める。
寝転びながらおっぱいを飲む。

しばらくして、おっぱいをむせた音がする。
「のどが詰まった!?」と娘を横抱っこ状態に戻すと

手はグーのまま、身体は硬直した娘の姿が。
「けいれんしてる!!!!救急車呼んで!!」オットに叫ぶ。

オットが救急車を呼んでいる間も痙攣は続く。その間一分くらい。(でも正直あまり覚えていない。もっと長かった気もします。)

ほどなく救急車が到着し、ホッとしていたもの
救急車の中で「お母さんのこと見る?」と聞かれ、ハッとする。
そういえば目があっていない。
「マナちゃん、マナちゃん」と呼びかけてもこちらを見ない。目は開いているのに。

「目は開いていますが反応なし」と消防隊員の人が病院と連絡をとっている。
どうしよう!!!と私、取り乱す。

「おかあさん、落ち着いて」と言い含められ、えーーーん、とマナが泣き出した。
意識がもどった。ほっとしながら泣いているマナを抱っこ。消防隊員の人には本当にお世話になった。

病院へつくと独特の雰囲気にまた泣き出すマナ。
抱っこしながらも熱を計ると39度4分。
女医さんがやってきた。
症状を聞いた後に
「これから 座薬を入れて、その後血液検査と点滴をします。血液検査の結果は40分かかります。」と言われ、マナは看護士さんに連れて行かれた。
血液検査と点滴。マナは相当暴れたらしくなかなか針がささらない様子。病室の外から泣き叫ぶ声が聞こえる。
ようやく部屋にいれてもらい、疲れきったマナの姿。
子守唄をうたってあげて 眠りについたマナ。
わたしはその足で父の発表会の会場に。オットがマナについてくれているから安心なのだけど、母親としては辛い。

本番終了。会場から実家母と一緒に病院へ向かう。

丁度オットがタクシーに乗って帰宅するところだった。一緒に乗り込む私と実家母。

マナはまだ熱がさがらず具合悪そう。でも意識はちゃんとある。


ふー。すいません、その3につづきます。




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